闇金を使ってはいけない理由は「法外だから」ではないという話

今回は闇金について書こうと思います。

まずはじめに、今回は自分の興味本位の行動でフォロワーの皆様にご心配をおかけしたことを謝罪したく思います。本当に申し訳ありませんでした。
今後このような、自分の身を省みない行動は厳に慎みたいと思います。

さて、今回闇金に手を出したのは言ってしまえばどういう風になるのかただただ興味があったからです。
自分の立場的に、お金などなくても最悪基地にこもっていれば困ることはありません。ただ私が自分の身を省みずに行った結果であることをご理解ください。

前置きはこの辺にしておきます。
闇金の仕組みについて話していきます。闇金というのは貸金業としての登録を行わず、貸金を反復的に行う(業とする)業者全般のことです。登録を行っている業者は法律に縛られた存在であるため、利子は年利20%までという制限があります。しかし登録を行っていない場合、そのような制限がないため、警察に捕まるリスクと引き換えにいくらでも利子をつけることができます。調べたところ10日で1割から2割程度が相場のようです。
これは年利にして3000%超に達します。
さらに闇金の特徴として手数料が挙げられます。これは送金時、元金から手数料を引いて送金するというものです。
また、通常の貸金業は最初に元本を渡して、利子と元本を返済していくという形になりますが、闇金は最初に元本から初回分の利子と手数料を引いて貸し出します。
今回の自分の例でいうと、13000円の19日で19%の利子と6000円の手数料を引いた4530円が送金されました。これで返す額は13000円なので笑っちゃいますよね。しかも2口です。

なぜこれがまかり通るかというと金融ブラックの存在です。金融ブラックは通常の貸金業からは借りれませんし、ローン等も制限がかかります。そのためこのようなところで借りるしかないのです。自分は金融ブラックではなかったため、今回の件はいろいろな方に怒られた後、サラリーマン金融アイフル)で借り換えて返済しました。最初からアイフルで借りろよ俺。

さて、闇金でお金を借りるときに求められる情報が添付画像の通りです。f:id:ono_snin:20190930212134j:plain
さて、今回言うなれば自分は興味本位でやってるので自分の情報はともかく、親の情報は教えたくないと思いごねてみました。自分の勤務特性上職場から逃げれないため、どうのこうの言ってたら職場への在籍確認のみでいいという形になりました。
この情報なんかも悪用されかねないのでその点でも闇金は使わないほうがいいということですね。

さて、本題の闇金を使ってはいけない理由ですが、法外だからとか、返せなくなるからとか、情報がどうなるか分からないからとかそういうことじゃありません。

一番大事なのはあなたの身体はあなたのためだけにあるものではないという一点です。私はそこを履き違えていました。
私が今回闇金使ってみたと報告したところ、フォロワーは本気で縁を切るという方と、本気で心配してくれて、わざわざ仕事を抜け出して電話をかけてくれた方。お金を貸すから口座を教えろと言う方など様々な方がいました。ただ自分は興味本位だったのに…
またある方には私のために集まってくれる人の顔を思い起こせとも言われました。
それを自覚した瞬間私は本気で泣きました。

願わくば、あなたがあなた自身を思いやり、自制のある行動をできるよう。

ミリシタラウンジについて

ミリシタラウンジについてつらつらと。

ミリシタラウンジ、皆さん入ってますか?入ってる方が大多数でしょうけれども、一定数参加していない方もいるでしょう。その是非はどうでもいいのでおいときます。

さて、ラウンジについて、一番大事なのはなんでしょうか?

実績?そうですね、実績があれば人も集まるでしょう。
ノルマ?ノルマがラウンジにあれば実績につながりますし、何よりゲームのモチベーションになるでしょう。
規模?確かに規模が大きければ人間関係の拡大に役立つでしょう。

さて、自分はこう考えます。「ラウンジマスターがいかにラウンジに意味を持たせようとしているか」です。

これって当たり前のことですよね。例えばイベントランをするラウンジってのは、ラウマスがそう決めたからそういう人を集めて動いてるわけです。
成り行きでイベントランをするようになったところも、ラウンジとしてそう舵取りをする段になると究極的にはラウンジマスターが決めますよね。
担当ラウンジであれば同じ担当アイドルを持つ人にアプローチをかけ、人を集めてくるでしょう。ラウンジメンバーの紹介であっても必ず入れるに当たってラウンジマスターは承認するという業務で関わってくるわけで、やはりそこにはラウンジマスターの思いが介在します。

このように、ラウンジマスターが舵を切り、動くのがラウンジという組織です。雑談ラウンジ等でもそれは同じです。


では、うまく行かないラウンジとは何かを考えてみると、ラウンジマスターがラウンジに対するビジョンをはっきり持っていない、もしくは持っていてもラウンジメンバーに周知させることができていないラウンジです。
例えば雑談ラウンジを作ろうとラウンジを立て、人を数人呼んだはいいが、結局すぐ解散となったラウンジを自分でもいくつか知っています。そういうところの共通点は、ラウンジマスターが積極的に会話に割り込まないというところでした。そりゃそうですよね、会話してるからって顔も知らない2人だけだとすぐ詰まって、楽しい会話ができたと思える機会なんてそうそうあるわけではないでしょう。

ラウンジマスターは別にミリシタを一番している必要も、何か凄みがある必要もありません。ただこの一点、「自分がラウンジに何を求めるか、そのためにラウンジメンバーに何を求めるか」を明確に示し、実行させることだけです。

これからラウンジを設立する方は心頭の片隅にでもこの考えを置いておくと良いかもしれません。

ミリオンライブ 北上麗花の旅人役に対する想い

この記事は、ミリオンライブ!シアターデイズ!におけるイベント「THE@TER CHALLENGE!!」(以下TC)における北上麗花さんの旅人役へのダイマ記事となります。

さて、TCも始まって早数週間、新年を迎えまして、各陣営大きく動き出したころだとは思います。
さすがにそろそろ麗花さんをなぜ旅人役に推すのか、自分も明確に書いておこうと思ったので、今回この記事を書こうということになりました。

今回麗花さんの(というより麗花Pの)目指す旅人役についてはテーマ2「おとぎの国の物語」より

どこか不思議な旅人さん☆

となっています。
麗花陣営の大まかな動きとしては、配役発表時点でベルベット(圧倒的な強さの部分でティンときた人が多かったのでしょう)と旅人に候補が絞られ、CC等で緩やかな合意が形成された結果、旅人に決まったという風になります。

さて、個人的にはもともと旅人で推してました。それはなぜか。
どこか「不思議な」旅人さん。

こんなん麗花さん以外あるわけないやろ…
周知のとおり、麗花さんはシアターどころかアイマスワールドきってのやべー奴不思議な言動のキャラクターとしてのポジションを確立しており、また、彼女の趣味はドライブ、登山と旅に関することであるのも大きいところです。グリマスでは空も飛んでたし、宇宙にも旅してましたしね。

また、今回このテーマにおける主人公格である少女役に対して、旅人役が用意されているというのも大きいです。なぜなら麗花さん、20歳。少女を導くのはいつだって大人の仕事というわけです。(そこ、麗花さんは絶対少女役より奔放だとか言わない)

今まで世に出てきた小説なんかを見ていただくと分かるのですが、脇役(非主人公格)として出てくる旅人というキャラクターはだいたい、主人公を助けるポジションに就くことが多いわけです。北上麗花さん、絶対そういうポジションだと強いと思いませんか?どんなことでもぷっぷかパワーでばびゅーんと解決!というわけです。

自分が以前書いた通り、彼女は普通ではないというキャラクター性のため、主人公格には決して向かないキャラクターになります。しかし、脇役としてなら、彼女ほど物語を面白く動かせる女の子もいないのではないでしょうか。

北上麗花という「女の子」(アイドルマスター ミリオンライブ!)

「空想の個性」を語る際には普遍的に言えることだが、自らが考えた個性の像と、その個性を産み出した人物が考えた像(実像)というのは、必ずしも、いや、ほとんどの場合一致しない。
しかし、それでも、自らがとらえた像は、虚像とはなりえない。
それは虚像ではなく、実像を多角的に見た場合の1つではないだろうか。
個性は解釈に挑んだ者の数だけ、見えかたがある。

前置きが長くなったが、今から書く北上麗花という解釈はあくまでも、私個人のものでしかない。
この解釈は私自身にとっては真であるが、あなたにとっては違うかもしれない。
しかし、この記事が、あなたなりの解釈を促す助けになるのであれば、私がこの解釈を世に送り出した意味はあると、そう信じて書こうと思う。

北上麗花という難解な個性を理解するには、彼女の「普通」を理解しなければならない。彼女のセリフに「ナイス普通」という言葉があるように、彼女は「普通」というものを大きなプラスの性質であると考えていることが窺える。

そもそも、普通というのは「一般から大きく外れてない」ということである。
アイドルマスターで「普通」という個性を与えられたアイドルは例えば765ASの天海春香、CGの島村卯月らがいるだろう。

そんな彼女らは「普通」というパーソナリティの元、「王道的な主人公」としての特性を強く与えられている。「10代後半という年齢」(なぜこれが普通につながるかは割愛)「普通ゆえの挫折」「仲間をまとめる核」等の特性である。

そんな中、ことあるごとに「普通」を口にする北上麗花に与えられたパーソナリティはというと……
「20歳という(他と比較して)高めの年齢」「超人的な身体能力」「奇怪な言語・思考能力」等と、おおよそ「普通」とは少し離れているかのようなものである。

そんな彼女が、なぜ「普通」を重要視するのか。
それは自らが「異端」であると、彼女自身が理解しているからであろう。
世の大多数の人間は「普通」である(というよりも大多数がとる行動が「普通」と定義される)。
そんな中、かなりスペックが高く、独特の思考をもつ彼女は、おそらく相互理解というものをできないことが多々あったのではないだろうか。
日頃感じるすれ違いは、彼女の人格形成に大きな影響を与えたのであろう。すなわち「普通」じゃないといけないんだと。

これが彼女の根幹だとして、しかし、彼女は自分を抑圧しないで良い、天職に出会った。

これこそが「アイドル北上麗花」ではないか。

そもそも、アイドルというのは「普通」とは大きく離れているものである。(前述したように「普通」のパーソナリティをもつアイドルもいるが)
アイドルたちのパーソナリティは、むしろ、普通ではない方が(=個性が際立っていた方が)、職業上プラスに働くであろう。
そんな「異端」に囲まれた環境だからこそ、北上麗花は「異端」でありながらも「普通」を愛する女の子としてのパーソナリティを確立できたのではないか。
そう考えると、北上麗花というアイドルの言葉ひとつひとつが、また違った表情を見せてくれるかもしれない。